【管理栄養士が選ぶ!今月のおすすめ食材】
5月のおすすめ食材は、絹さやです!
絹さやは「絹さやえんどう」の略称で、 柔らかく優しい甘みがあるため子どもから大人まで幅広い世代で食 べやすい食材です 茹でたり炒めたりと様々な料理に活用されます◎
中の豆だけではなく、さやごと食べるえんどう豆のことをを「 さやえんどう」と言いますが、実は「絹さや」と「さやえんどう」 は同じお野菜なのです
「絹さや」は、「さやえんどう」 を若い状態で収穫したものを指しています
今回は、絹さやに多く含まれている、β-カロテン( ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンB1について紹介します
・β-カロテン(ビタミンA)
β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されます
ビタミンAは目の機能、 皮膚や粘膜の健康を保つために必要なビタミンで、 粘膜のダメージを回復する効果や免疫力を高める効果があります
また、肌荒れ予防にも効果が期待できます◎
ビタミンAに変換されなかったものは抗酸化物質として働き、 動脈硬化やがんなどの生活習慣病の予防や老化防止に効果が期待で きると言われています
・ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの合成にかかわるビタミンで、 ストレスから体を守る働きをします
活性酸素を消去する抗酸化作用があり、 動脈硬化の予防にも効果があります
また、皮膚のシミやしわを防ぎ、 傷や炎症の治りをよくする効果があります
さらに、粘膜を強くして健康に保つ効果があることから。 風邪予防の効果も期待できます
・ビタミンB1
ビタミンB1は糖質のエネルギー代謝にかかわっており、 疲労回復を助ける効果があります
また、脳と神経を正常に保つ働きもしています
水に溶けやすいので、 煮汁も一緒にとれる料理にすると効果的に摂取できます