持病をお持ちの方も安心して歯科治療が受けられるように
今日の日本は高齢化と共に、脳梗塞、心筋梗塞などになる方が激増しております。
そういった方の多くは、血液をサラサラにするお薬を飲んでおられます。また、ガンもすでに一般的となっており、抗がん剤治療を行いながら、ご自宅で療養されている方もたくさんおられます。高血圧や糖尿病、骨粗鬆症といった持病をお持ちの方もたくさんおられます。
そういった持病をお持ちの方の歯科治療を専門的に行うのが有病者歯科です。当院でそういった方に対応できるように訓練しております。
高血圧をお持ちの方
歯科の局所麻酔薬は血圧が上がるお薬を使用するのが一般的です。そこで、当院の有病者歯科では、血圧の上がらない局所麻酔薬を使用しております。必ず、受付・主治医に高血圧のお薬をお飲みであることをお伝えください。二重でお申し出いただくことで医療事故軽減にご協力ください。管理栄養士の相談が受けられます。
糖尿病をお持ちの方
糖尿病をお持ちの方は免疫力が低下している可能性があります。また、唾の出る量が減少し、お口が乾きやすくなっています。そういった方の歯科治療を当院の有病者歯科では専門的に行っております。管理栄養士の相談が受けられます。
脳梗塞・心筋梗塞の既往がある方 ペースメーカーが入っている方
脳梗塞・心筋梗塞は、血管が詰まる病気で、血液をサラサラにするお薬を飲んでいる方が多いのが現状です。ペースメーカーが入っている方も同様のお薬を飲まれている方が多くみられます。そういった方は、歯科治療時に血が止まらなくなることがよくあります。当院の有病者歯科ではそういった方を受け入れております。必ず、受付と主治医に二重でお申し出ください。二重にお申し出いただくことで医療事故軽減にご協力ください。管理栄養士の相談が受けられます。
骨粗鬆症のお薬をお飲みの方 ガンの骨転移予防薬をお飲みの方
骨粗鬆症のお薬をお飲みの方やガンの骨転移予防薬をお飲みの方の一部には、まれに顎の骨が腐る病気になることがあります。しかし、お薬を飲まないと、寝たきりになり生命予後が著しく短くなるといわれています。つまり、飲まない方がリスクが高いので、安易に自己判断せず、主治医とよくご相談ください。
ポイントは、お口の中をキレイにしておくことです。それだけで、お薬を飲んでいても顎の骨が腐ることは大幅に減らすことができます。なかなかご自身ではできない場合もありますので、歯科衛生士に定期的に口腔ケアをしてもらうことをお勧めいたします。
お願い
- 来院時になるべく詳しい情報をお持ちください。
- 医療事故を減らすために、持病やお薬の情報について、受付と主治医と二重でお申し出ください。二重で申し出ていただくことで、ヒューマンエラーを減らすことができます。
- 治療内容により、変更や延期を行うこともございます。
- 他の歯科医院に通っている方も受け入れております。かかりつけ歯科医と共同で有病者歯科を行うことも可能です。