当院の待合室のイスには、肘置きがありません。緊急時にはベッドになり点滴ができるようになっています。本来はおひとりおひとりの患者さまを大切にしたいため、肘置きのあるゆったりとしたソファにしたい所ですが、当院は近隣のかかりつけの歯医者さんでは診察が困難な持病のある患者さんを受け入れているため、倒れる方がよくあります。また、そういった場合に備えて医療安全委員会のメンバーを中心に抜き打ちで訓練を行っております。
先日、アクタ西宮さんの広場でけいれんし意識を失った方の救命に向かい、救急車が来るまでの間にAEDや点滴、心臓マッサージを行いました。幸いその方は救急車到着後、命をとりとめられました。